機動戦士ZガンダムII 恋人たち


ようやっと見てきた。
一週目の休日ということでちょっと早めに出たが、そう混雑することもなく。
9:30頃でも結構並んだりしたが、今回は劇場が大きめなせいか満席と言うこともなかったし。
以下、感想&ネタバレらしきもの有り。


ま、確かにこれではZGのファンでない人間には酷評されるかも、という内容。
ZGIのアッシマーギャプラン戦のような新作画によるまとまった戦闘シーンもなく。
話は飛びまくるし、そんなに盛り上がる訳でもなく。
それが逆に本来のZガンダムらしさを際だたせているとも言えるが(TV版もZの登場はあんなものだったし、話の流れも概ね同じ)。
個人的にはむしろこの話がどうZGIIIに繋がっていくのか、というのを気にしながら見ていた。
特にサラは今回異常に露出していたが、それが生きるのはZGIIIだろうし。
ラストのアクシズ参戦も同じ。
そういう意味では後半はほぼZGIIIへの布石と取れる。
だから、単体で見ると印象が悪いのだが。


そういう意味では今作のメインであるのがフォウ。
フォウのパートはそれ自体は悪くないのだが、如何せん前半過ぎて見ているうちに忘れてしまう(笑)。
おまけにTV版とそう変わったわけでもないし。
声に関しては気にならなければ、だが(苦笑)。


残念だったのが、やはり割を食ったジェリドとマウアーのガブスレイコンビ。
今回はほんといいとこなかった(つД`)
もっと出番があるかと思っていたのに、まさかアポロ作戦もジェリド特攻もオミットされるとは不憫すぎる。
ヤザンはジャマイカン謀殺がなかったが、中ボスっぽかったのに。
シロッコはあまり動いてなかったが、只者じゃない風に描写されていてラストへの布石はバッチリという感じだったが。


トータルで見ると個人的には繋ぎの回としてはそれなりに面白かったと思う。
それがZGIIIにどう繋がって完結するのかが見物。
まあ、もう一回は劇場で見るから(前売りがもう一枚)、細かい感想は変わるかもしれないけど。