『青の騎士ベルゼルガ物語 〜第二章〜』


トイザらスのネット通販にて1BOX購入。
中身はブルーナイトBTSII、オクトバ、カラミティドッググリーンバージョン、W-1、レグジオネータ、シークレットであるライジングトータスの6種2バージョンの12個。
の筈だったが、何故かブルーナイトBTSIIがどちらもウェザリングVer.だった。
よりによって本命が……orz


ブルーナイトBTSIIはなんか結構微妙な出来。
正面から見たら足が中途半端な開き方をしていて微妙にポーズが決まらないので。
何故かと思ったら、この微妙な足の開き方は小説二巻の機体設定イラストそのまま。
要するにそのまま立体化していたからイラストと同じアングルだとおかしくないんだけど*1、正面から見たりすると結構微妙。
結構可動を頑張ってるんだから、もうちょっと汎用性のあるポーズにして欲しかった。
せっかくベルゼルガなんだし、パイルバンカー射出体勢とかとれれば良かったのに。


オクトバは案の定頭というかコクピットデカ(笑)。
その辺は設定通りとして腰溜めのポーズが決まっていてATらしい。
こいつはローラーダッシュじゃなくてホバリングだけど。


カラミティドッググリーンバージョンはシーエムズのそれと比べると明るめのグリーンでちょっとらしくないかな。
もっと暗い緑の方が軍用ATらしさがでていいんじゃないかと。
形状ではゼルベリオスもそうだったが、やはり足が変じゃないかなあ。
直立している筈なのにどうも不自然に足を前に投げ出しているように見える。
この辺は少なからずシーエムズのカラミティドッグも同様に感じたのだが、自分の感覚が変なだけなのか?
うーむ……。


W-1は本体一式に高速走行用追加パーツ、ヘビィマシンガンFX、4連ミサイルポッド2個という中々豪勢な内容。
とはいえ、W-1がホントライト級ATらしく小さいのでこのぐらいついてやっと他のATと同程度の重さか。
本編の設定を生かしているのは流石。
追加パーツは足首そのものを、ヘビィマシンガンFXは手首ごと交換、ミサイルポッドはそのまま装着可能。
なのだが、換装しようと足首を外そうとして失敗、左足首のジョイントがねじ切れたorz
他のはめ込むパーツもそうなのだが、結構堅い場合が多くて変に力を入れるとパーツが曲がったり、別のパーツが折れたりと結構注意が必要。
この辺はもうちょっと何とかして欲しかった。


ある意味今回一番注目していたのがレグジオネータだが、凄い出来が良くて吃驚。
フォルム、ディテール、塗装どれもATとはかけ離れた機体なのだが、それが再現されているのが凄い。
特に背部はバイクのエンジンを思わせて中々カッコイイ。
イラストではパッとしなかったのだが、こうして立体で見るとATとは明らかに違うがコレはコレで良い。


今回のシークレットはコトブキヤのモザイクから分かるシルエットとカラーリングの通りライジングトータス。
なんでこいつがシークレットになるのかは謎だが*2
出来はミーマ曰く「スーパーヘビー級」らしくボリューム満点で形状も文句なし。
ATとしてならこいつが今回一番の当たりかな。
持っているのが三連バズーカなのでケヴェック機だと思われるが、青の騎士を助けるために投入されて黒き炎に瞬殺された後期型*3も立体化して欲しいものだ。


トータルとしてみると出来はかなり良いのだが、細かいところで組み難くて破損しやすい点がマイナス。
このスケールでは中々難しく、厳しい目の評価だが、コトブキヤなら十分可能だろうと思うので敢えて。


一応主役ライバル機はほぼ出たものの、立体化されてない機体も多いので第三章以降も期待したいのだが、どうだろうなあ……。
思いつくだけでも2巻まででダークオックス、クレバーキャメル、ポッドベリー、グレーベルゼルガ、アイアンマン1、アイアンマン2
「K'」、「絶叫の騎士」ではカラミティドッグレッドバージョン、フィアダンベル、ハウリングベア、ノーマルドッグ、グラバール、ノヴィガゼル、FSXシリーズ等々。
ブルーナイト、ゼルベリオスなんかはリファインでラインナップすれば済むので、是非に。
特にポッドベリー、グラバール、ノヴィガゼルの立体化を希望ということで。

*1:これまで公表された画像がこの角度。

*2:それを言い出すと第一弾のデスメッセンジャーからして謎か。

*3:ジェットローラーダッシュ装備、ソリッドシューター使用