『コードギアス 反逆のルルーシュ』STAGE21「学 園 祭 宣 言 !」


玉城は相変わらず視聴者の期待に応えてくれる。
っつーか、あんたどうみても官僚って柄じゃないねーだろ(笑)。


学園祭ということもあってか、小ネタが結構笑える。
ホラーハウスのカレン、ロイド似の学生を殴りまくるセシル、まだ壁に傷をつけてる少女、これまでで一番ショックそうなC.C.とか。
ギャグっぽく見えるがルルーシュ、C.C.とカレン、扇、ヴィレッタとスザク、シャーリーのニアミスは何重の意味でヤバイのやら。
ルルーシュと再会したショックでヴィレッタの記憶が蘇ったりしなかったから良いものの、地味にヴィレッタとスザク、シャーリーの鉢合わせも結構危うかったりするし。
スザクは軍関係で顔を合わせていても不思議はない。
二人ともナリタ後の後始末もしてたし。
シャーリーはどこまで記憶が消えているのかによるが、ヴィレッタは父親の検屍にも立ち会っていたりするし、ルルーシュとゼロのことを思い出しつつある今どう影響するのかが不分明なのでヤバゲなことに変わりはない。


第三世代ナイトメアガニメデも登場。
ルルーシュの母やアッシュフォード家所縁のナイトメアにユーフェミアの騎士のスザクが乗るとは意味深。


ナナリーとユーフェミアの再会。
前々回の再会で異母兄妹という関係に見えなかったルルーシュユーフェミアの雰囲気の謎が明らかに。
成程、黙っていたのもそういう理由があったというのなら納得。
しかし、コーネリアとシュナイゼルも今回妙な雰囲気だったが、そーいうことなのか?
それはともかく、コーネリア軍ってかなりの陣容だったんだな。
意外というか、あんま皇族に大規模な軍を保有させるのは統治上好ましくなかろうに。
エリアを完全掌握して本国に叛旗を翻すとか考えないのかね。
若本皇帝なら何とでもなるだろうが、次代の皇帝にとっては。


そしてユーフェミアの行政特区ニッポン設立宣言。
これを既に名誉ブリタニア人であるスザクを重用しているユーフェミアが口にしたことに意味がある。
シュナイゼルやコーネリアの口から出たとしたら、只の見せかけだと思われても致し方ない。
もっともユーフェミアの場合は実行力という点で疑問符が付くが、政策的には一貫している分イレブンの期待度は高かろう。
期待が高ければ高いほど黒の騎士団に対しては打撃になる。
シュナイゼルが賛成したのは対黒の騎士団対策として有効ということか。
失敗してもユーフェミアの責任、成功したらそのまま維持、成功し過ぎたら黒の騎士団打倒後にユーフェミアを副総督から栄転か更迭して特区を解散すればそれで済む。
そう考えると巧い。


さてこれにどうルルーシュが対抗するか。
予定通りクーデターを進めるのか、新たに対抗策を取るか。
そして、それにユーフェミアがどう反応するか。
今のところ、ルルーシュが昔のルルーシュと同じで自分に協力してくれることを疑ってないみたいだが。
その期待が裏切られたときどう反応するのか。
ユーフェミアの口からスザクやコーネリアにゼロの正体をバラすのか、沈黙したままなのかとか色々見物。