北方謙三『水滸伝 十三 白虎の章』文庫版
水滸伝 13 (13) (集英社文庫 き 3-56)posted with amazlet on 07.10.20
最近の個人的流行というわけでもないのだが、更に文庫版を読み返していたり。
文庫版も出て一度は読んでいるわけだが、その上で再読。
当然ハードカバー版も何度か読み返しているので、自分でも一体何度読み返しているのか分からない位読んでいる気がする。
話が面白いのもあるが、作品の雰囲気が好きで読み返しているという面が強いか。
後はベタだが色々な漢の死に様。
そろそろ後半というべき十三巻では死人も増えてきたが、ある漢は見事に、ある漢は呆気なくそれぞれ死んでいく。
死んで終わりではなく、生者に偶に語られたりするところがまた良かったりする。
旧作もいいがやはり一番気になるのは続き。
ということで、26日には『楊令伝 三 盤紆の章』が発売。
方臘がどう絡んでくるのか色々楽しみだ。