『宇宙の騎士テッカマンブレード』第1話「天駆ける超人」


毎年一回は見ているので、今年も。
そのついでに簡単にでも全話レビューをしようかと。
一応、大元はブレードのサイトな訳だし*1
ペース的には週一、二回を予定。
あくまで予定だけど。



初っ端からブレードの戦闘。
まずは視聴者にテッカマンの動いているところを見て貰おうということなのだろう。
如何せん作画が1話から大変なことになっているので効果が薄そうではあるが(汗)。


ブレードのラダム獣との戦闘はちょっとぎこちないか?
まだテッカマンとしての動きに慣れてないということなのだろう*2
この時のブレードはほぼ初陣の筈でラダム獣に苦戦するのは分からなくもない。
っつーか、漂流して地球到達直後の戦闘と考えると初めてでここまで動けるのは異常と言うべきか。
そして、序盤の敵テッカマンダガーが登場。
にしても弱い。
ラダムテッカマンの割に一対一で普通に押されて負けそうになってるし。
あそこでラダム獣が奇襲をかけなければあっさり負けてたな。
そして、その恩人もろともブレードを地球に叩き落とす小物さは流石だが(苦笑)。
確かにダガーは小物だが、この時の傷が最後まで残ったり、ペガス誕生の切っ掛けになったり、ソードの死因になったり(笑)、意外に影響力はあったりする。
名誉かどうはわからんが(苦笑)。


後半はまだ結成されていないスペースナイツが所属する外宇宙開発機構がメイン。
一応このときはメンバーは告知されてないのだが、コンパチでない面子が限られているのでバレバレだな。
まあ、この時点でスペースナイツ構想を視聴者は知らないので問題はないけど。
結構な重傷を負っているはずのDボゥイだが、起きたらいきなりミリーを人質、地下8階のブルーアース号を強奪とパワフルすぎる。
3話では身体的には普通の人間と同じと言ってたが、テックセットの影響にした方が自然だよな。
Dボゥイの行動はかなり無茶苦茶なのだが、ちゃんと行動原理があるように描写されており、切迫感が感じられるので不自然には見えない、ような気がする。
この辺は何度も見た人間の贔屓目という気がしないでもないので。


最後、オービタルリングにてDボゥイがブレードに変身。
見る度に変身中の作画が別物だとつくづく思うな(苦笑)。


1話トータルとしては悪くないと思うんだが、如何せん作画が適当すぎる。
これはこれで当時精一杯だったんだろうが。
多少作画が良くてもこんな暗い話が一般受けする筈もないか、とか身も蓋も無いことを思ったり。
初見だとパッとしないかも知れないが、通して見た後だと発見もあるし、Dボゥイの苦し紛れな言動の裏の事情が分かって更に面白いのではないかと。


では、次回レビューは第2話「孤独の戦士」。
「仮面の下の涙をぬぐえ」


鈴置さん……(つД`)

*1:全然更新してないんで説得力皆無だけどorz

*2:スタッフ側も