北方謙三『三国志』
三国志〈4の巻〉列肆の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)posted with amazlet on 08.01.17
久しぶりに読み返し中で、4巻まで読了。
思えば、北方「三国志」は一通りザッと読んだだけだったかも。
なので、結構新鮮な気持ちで読める。
4巻の見所はやはり官渡。
曹操が光るのはこういう圧倒的に劣勢なときの戦いだな。
青州黄巾軍百万との戦いや呂布戦とか。
まだ若かったってのもあるだろうが、こういう果敢さが北方版曹操の持ち味という気がするな。
一方で孫策が謀殺。
予定通りといえば予定通りなのだが、やはり惜しいなあ。
呉はこんなのが続くんだけど、どうしても思ってしまう。
孫権もこの頃は覇気があった、とか(苦笑)。
次の読み所は赤壁かな。
月末に楊令伝四巻が出るが、それまでにどこまで読めるやら。
ま、再読なのでのんびり読んでいても別に問題はないんだけどな(苦笑)。