『大明帝国 朱元璋』Vol.12

-大明帝国- 朱元璋 DVD-BOX III
エスピーオー (2009-06-03)
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久々にレンタルで視聴。
遂に楊憲が退場。
名前くらいは覚えていたのだが、官位とかどんな最期を遂げたとか分からなかったのでどうなるかと思っていたが、こうなったか。
胡惟庸はすっかり有頂天になっているけど、この件で一番重要なのは朱元璋に植え付けられた文官への不信感なんだけどな。
楊憲の最期の捨て台詞はまさにその通りになるのだが、その時胡惟庸はどんな反応をするのやら。
今から楽しみだ(苦笑)。


一方の主役とも言うべき劉基こと劉伯温は相変わらず不遇で馬皇后の仲介があっても帰郷させて貰えず、不本意ながら仕えている状態。
とても開国の功臣とは思えないな。
君主がアレじゃ気持ちは分かるけど(苦笑)。
一応弟子という立場にあった楊憲が失脚したからには李善長・胡惟庸が巻き返しを図ってくるのは必定。
それで失脚し辞職できるのならあっさり乗りそうだが、そこはなまじ頭が切れる上に文官への不信感を募らせる朱元璋が主君では無理っぽいなあ。
引退など以ての外、死ぬまで働かないと許して貰えないとは、才に恵まれたために進退窮まるとは本当に可哀想になってくる。
次巻でこの窮状を乗り切るのかが見所か。