『大明帝国 朱元璋』Vol.14
-大明帝国- 朱元璋 DVD-BOX IIIposted with amazlet at 10.07.07
細かい感想はTwitterで呟いてみたが、全体的に。
開国の英雄朱元璋といえど一筋縄でいかない淮西派との意識のズレからくる確執が興味深かった。
いっそ処刑してしまいたいが、代わりがおらず、北元の存在もあって言うことを聞かねばならない。
システマチックな皇帝独裁制を確立した朱元璋にしては、という意味では意外。
逆に考えれば、こういう事態があったからこそ、胡獄・藍獄があり、皇帝独裁制が確立したといえるのが分かった。
馬皇后とのやり取りも良かったな。
夫の後は一歩引いて見守るタイプの皇后を想像していたが、良い意味で覆された*1。
本編では北元との決戦、胡惟庸率いる淮西派と朱元璋、劉伯温の綱引きなど面白いところで終わっていて続きが非常に気になる終わり方だった。
1巻ずつ見るつもりだったんだが、まとめて見たくなった。
リストは更新しておいたから、明日早速返却しておこう。
うまくすれば週末には見られる筈。
*1:だからといって史実の馬皇后がこうと決まったわけでもないが
