仮面ライダーカブト

装着変身 仮面ライダーカブト



敵をおびき寄せるためとはいえ、白昼堂々留置場から容疑者を脱獄させる無茶な主人公に笑った。
これだけなら自己中心的な只のバカなんだけど、ゼクトが警察の上位に位置しているのを計算しての行動だから侮れないし、それなりに説得力がある。
この辺、前回からゼクトの組織としての力を計りつつ、自分の仮面ライダーとしての力と価値をほぼ正確に把握しながら行動している点は個人的には評価に値する。
十全ではないにしろ、それなりの説得力を出すのに成功していると思うし。


その一方で敵の行動は能力の割に場当たり的、御都合的な面は否めないかな。
被害者に化けるというのはここ数回で分かったが、化ける理由が弱い。
前回のライダー資格者に化けたのは意味があるが、どうやって資格者にあたりをつけたのかがよく分からないし、既にライダー変身者がいるのに資格者を殺すことに意味があるようにも思えない*1
あくまで現時点での印象だが。

*1:ゼクト内部の情報リークとかかもしれんけど。