A.C.E.2ユニット雑感その三

機動戦艦ナデシコ・ノベルテ+
佐藤 竜雄
MdN (2006/07/01)


さすがに毎日やったりはしていないが、それでもちょくちょくプレイ中。
ま、ここまでくると使ってないユニットは個人的にどーでもいい機体ばかりなので、モチベーションが下がっていても致し方ない(開き直り)。
っつーか、ぶっちゃけ一番鬱陶しいのがエステバリス連中。
例えパイロットと細部が異なるとはいえ、同じ機体が10機*1もあるのはちょっと勘弁して欲しいところ。
砲戦Pだけで後はスルーするのが吉か。

  • クインシィ・バロンズゥ

前作で登場しなかったブレン勢の本命がついに。
だがしかし。
ネリー・ブレンなどのブレンパワードと差別化を図るためか、何故か機動性が大幅にダウン。
おそらく使用可能ユニットの中でも一、二を争うほどの鈍足。
アンチボディ屈指の防御スキルであるバイタルジャンプもチャクラシールドもこの鈍足の前では霞む。
特に時間制限のあるミッションや足の速い雑魚が多数出現するミッション*2だと難易度が段違いに跳ね上がる。
武装でフォローできればいいのだが、メインのチャクラ光以外はタメがあったり、弾速が遅かったりして素早い雑魚の対応には向かなかったりして正直どうしようもない状態。


非常に大きな欠点があるクインシィ・バロンズゥだが、さすがに欠点だけの機体というわけではない。
マルチロック可能なフィンとフィン一斉射撃はリロードが速く、攻撃力もなかなか。
そして、対ボス戦で非常に有効なのが、スリットウエハー。
これは命中すると一定時間敵を行動不能にするという代物で、コンボでも使用可能。
行動不能にしてからはフィン一斉射撃などで攻撃、その後さらにスリットウエハーを当てればほぼノーダメージでボスキャラを屠ることも可能。
そもそも鈍足でウエハーを当てることが結構難しいし、コンボもそううまくはいかないが、非常に強力であるのは間違いない。
ということで、かなり癖が強くて戦場を選ぶ機体ではあるが、使ってみればそれなりに面白いかも。


またそれとは別にクインシィ・バロンズゥはユウ・ブレンorネリー・ブレン、ジョナサン・バロンズゥと特殊コンビネーションアタックが可能なので、機体性能の不足分をそれで補うという手もある。
この二機を僚機にしておけば例えどちらかが落とされても特殊コンビネーションが使用可能というのもちょっとお得。


原作ファンからの要望としては、クインシィ・バロンズゥにはソードエクステンション装備でも良かったかも。
ジョナサン・バロンズゥ*3との差別化もはかれたのに。
あとは本編で義足で活躍していたクインシィ・グランも使いたかった。
前作もそうだったが、何故かノーマルのグランチャーは使用できないようになっていたので。

  • 夜天光

劇場版ナデシコのライバル機。
劇中での活躍なんかは全然覚えてないのだが、ブラックサレナを使った以上使わないわけにはいかないだろうと言うことで(どういう理屈なのやら)。


正直メイン武装が錫杖なので色物かと思っていたのだが、存外マトモというか普通に使えるユニット。
戦法としてはマルチロック・重複ロック可能でリロードの速いミサイルランチャーをメインに錫杖による格闘を織り交ぜる戦い方で大抵いけるはず。
そして対ボス戦の切り札が「錫杖鳴らし」。
これを使うと射程内の敵がダウン状態になる――要はクインシィ・バロンズゥのスリットウエハーと同じ――ので、動きの止まった敵にミサイルなり錫杖をぶち込めば容易に勝てる。
特に「錫杖鳴らし」は当てる必要はなく、射程内に敵を捕らえるだけでよいので、スリットウエハーより格段に使い易い。
その分リロードが遅く、連続使用不可能なので、使い所を選ぶのだが。
機体サイズは小さく、機動性も高い上にボソンジャンプ使用可能なのでまともにやり合っても大抵の敵は倒せるだけのポテンシャルはある。
ということで、こちらは普通に強い機体。
そのうち劇場版ナデシコを見返してどんな動きだったか確認したい所だ。

*1:エステバリスアカツキ、アキト、ガイ、リョーコ、ヒカル、イズミ)、エステバリスC(リョーコ、ヒカル、イズミ)、エステバリス砲戦P

*2:終盤の対ゼントラーディ戦のほとんどorz

*3:原作準拠だとこの呼び方もどうかと思うけど(^_^;