『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』コンプリート


「日本解放戦線編」の未回収CGも全て回収。
CGはない個別ENDがあるという話もあるが、これで一応コンプリートということで。


全体的には思ったよりも各シナリオが良くできていた。
そもそもの設定でギアス、戦闘、学生といった要素を全て満たすために主人公が二次創作でありがちなスーパーマンになってしまっていて、どんなキャラからも割と簡単に信頼を得たりするのが欠点と言えば欠点だが。
ま、一応プレイヤーの分身ということであまり鼻につかないようにはなってるからこれを許容できるか否かで評価が分かれるかな。
後は、各シナリオでのメインキャラクターが原作に即した感じで結構丁寧に描写されているのもポイントか。
「日本解放戦線編」の藤堂や四聖剣、「ブリタニア軍人編」のコーネリア、ギルフォード、ダールトンがその好例。
割と目立つキャラでも梃子入れじゃないけど、あまり見られない姿が見られる。
元々カレンはさほど好きでもなかったんだけど、「黒の騎士団編」やその分岐の「日本解放戦線編」では異常に可愛く思えたりするし(苦笑)。
「日本解放戦線編」はある意味千葉凪沙ルートだったんだが、これはこれで良かったし(笑)。
他の欠点としてはメッセージ送りとか既読スキップあたりのシステムがイマイチとか戦闘のバランスがシビアとか細かいところはあるけど、概ね満足できる内容だったかと。
PS2版は買う気はなかったんだけど、こうなるとやってみたくなるなあ。
ま、その前にオマケで付いている「ブラックリベリオン」を見ておくか。