『水滸伝 英雄譜』


http://www.chuka-drama.com/lineup/2009091040.html


レンタルで「楊志」と「扈三娘 王英」を視聴。
以前のシリーズとは違うらしいので借りてみたんだが、原作とはまた別物というか、かなり独特のアレンジがなされた短編といったところか。
楊志」は梁山泊に入る前の花石綱と北京大名府でのエピソードが入り混じって展開。
「扈三娘 王英」は祝家荘戦前に偵察している王英が祝家荘に来た扈三娘と出会って、というようにストーリーが改変されている。
キャラも開封府で楊志に絡んだ破落戸が大名府で梁中書と組んで不正をする組織の頭で武術もかなり使えたり、祝彪が野心逞しい文官肌だったりとかなりアレンジ。
更にオリジナルキャラがサブキャラ含め大量に出ていて原作を知っていても先が読めないことが多々あり。
問題はそれが面白いかどうかなのだが……。
詰まらないとまでは言わないが、それほど面白い訳でもない、ある意味微妙な内容という気がした(苦笑)。
あまり「水滸伝」ということを気にせずに武侠アクション物として見た方が素直に楽しめるかも。
取り敢えずまだ見てない「孫二娘 張青」は見ないと。
一応オフィシャルには続編があると書いてあるが、どうなったんだろうか?
単に日本語版がないだけなのか、売れずに途中でボツになったのか。
アレンジの方向性はともかく、人物をクローズアップするというのは悪くないと思うので、他の人物のも見てみたいところだ。