『図書館戦争』


文庫になったのを機に読んでみた。
取り敢えずは3巻まで。


流石に図書館が武装して検閲組織と戦うというのは強引に過ぎる気がしないでもないが、状況や隊の成り立ちや登場人物をリアルっぽく描写することによってうまくバランスを取っている。
それを支えるのが相変わらずの取材力。
図書館関係だけでなく、本の流通ルートやら図書隊の訓練の細かいところまで相当調べたのが分かる。
「シアター」もそうだったが、これだけ取材してそれで話が作れるのは凄いと思う。
もう一つの魅力はキャラクター。
個性豊かなキャラが多いこと。
3巻までだとデレ始めた(笑)手塚と柴崎がお気に入りかな?
この二人の組み合わせも中々に面白いし。
この先どうなるかわからんけど。
ということで既に注文した最終巻が明日には届くので楽しみだ。