『聖剣の刀鍛冶』12巻

前巻が1年待ったのでもっとかかるかと思ったが、かなり早めの新刊。
表紙は当然あの流れなので、ウェディングドレス。
かなり以前にリタイアしたので結構忘れがちだった魔剣アリアが遂に復活、といってもそのまますんなりはいかず。
だからこそ、それがあのラストの宣戦布告のシーンに繋がるのは美しかった。


しかし、まさかアレがああなるとは。
魔剣がああなので、予測して然るべきだったが意表をつかれた。
にしても、銘無しが……なのはちと残念。
ちょっと気に入っていたキャラだったので。


最近の巻ではルークが苦しむのはデフォなんだが、今回はリサも凄いことになっていたな。
流石師弟。
とはいえ、あの伏線がこんな形で生きてくるとは。
こちらも良い意味で意表をつかれたな。
個人的にはルークの復帰が嬉しいな。
やはりシーグフリードとはルークが決着をつけないとな。


次巻はいよいよヴァルバニルを巡って帝国との全面戦争か。
残り2〜3巻で終わるとあとがきにあったが、遂にだな。
楽しみだ。