「Z BIBLE」

2log.netを見て早速購入。
ここ最近はZガンダム関連商品漬けの上に御大やらGacktのインタビューもイヤと言うほど読んできたのだが、他のスタッフのインタビューには興味があったし、劇場版ZGのまとめ的な本としては非常に面白そうだったから。
後は勢い、かなあ(笑)。
あまりやりすぎると後が怖いが。


内容的にはほぼ満足というよりお腹一杯(笑)。
ほとんど一気に読んだし。


期待通りだったのはスタッフインタビュー。
ラストがほぼ新作カットになった理由とか作品の勢いというか、スタッフの思い入れが感じられたのは嬉しかった。


富野監督のインタビューもロングインタビューと銘打つだけあって、これまで出ていない話がそこかしこにあって興味深い。


掘り出し物というか意外に面白かったのがドキュメントZガンダム
かつてのZガンダム放送時の批判の凄まじさを改めて思い出させてくれた。
昔はZのファンというとなんか肩身が狭かったというか、アニメ誌やらでファーストファンの批判が爆発していたんである意味トラウマ。
ラポートの機動戦士Zガンダム大事典とかZのムックなのに批判が山盛りだったからなあ……。
ネットが無くてアレだから、ネット有りだったら、種や種デスの比ではないような気がする。
っと、そんな与太はどうでもいいが、当時の雰囲気の一端を垣間見えてなかなか
面白かったのではないかと。



以上、劇場Zガンダム関連本としてはかなりオススメなのだが、個人的に気に入らない点が。
簡単なモビルスーツの機体解説があるのだが。
「特徴的な小道具はいくつかあるのだが、ストーリーの中でそれほど強い印象を残せなかった。」(ガブスレイ)

「登場回数も少なく強い印象を与えることが出来なかった」(バイアラン


orz
なんで俺の好きな機体に限ってこうも狙ったようなコメントがくるんだ○| ̄|_

ガブスレイはジェリドがカミーユガンダムMk-IIに初めて勝った記念すべき機体だし、バイアランはフォウ、アポリーといったキャラを葬っただけでなく、ダカールで世界にティターンズという組織の性格を知らしめた象徴的機体なんだがなあ……。
ガブスレイは第二部で出るのは確定しているから、その時の活躍に期待しよう(つД`)


Z BIBLE
Z BIBLE
posted with amazlet at 05.06.26
藤津 亮太 氷川 竜介
講談社 (2005/06)