2006年雑感(アニメ・特撮編)

機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛-  コードギアス 反逆のルルーシュ 1  ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟


毎年恒例ってわけでもないが、たまには過去を振り返るのもよかろうということで。


個人的に大きかったのはやはり劇場版『機動戦士Zガンダム』の完結か。
一筋縄ではいかない暗く複雑な話を大筋そのままでありながらもTV版とは違った雰囲気に仕上げてあり、新作画など含めてかなり良かったのではないかと。
それに関連して各種ムックやアイテムも発売されてかなり盛り上がって、挙げ句TV版DVD-BOXにまで手を出す始末(^_^;
これはこれで楽しかったし、色々考えるところがあった。


一方新作アニメはかなりの数が放映されている中で注目しているのが『コードギアス 反逆のルルーシュ』。
プラネテス』の谷口監督、大河内脚本と放送前から期待していたのだが、期待に違わぬ内容。
特に「ナリタ 攻防戦」は展開、ナイトメアの動きともに素晴らしかった。
しかも最近定番の2クールでなく4クールとのことなので*1、色々やってくれるのではないかと期待大。


その他では予想外に面白かった『うたわれるもの』。
そんな高クオリティという訳でもないが、原作付きアニメとしては破格に纏め方が上手かった。
特にゲームをクリアした後だとそう思う。
まさかネットラジオにはまってゲームまで買うことになろうとはホント予想外だったが(苦笑)。


個人的に2006年のアニメで印象深かったのはこの3作か。
テレビ東京系以外の地上波で見られる作品というのも限られてはいるもののそこそこあるんだが、中途半端なものが多かった。
現在視聴している中でそこそこ面白く見ているのは『結界師』、『ふたりはプリキュア スプラッシュスター』、『デジモンセイバーズ』、『デスノート』、再放送の『海のトリトン』というところか。
他で見かける話題作の「ときをかける少女」も「涼宮ハルヒの憂鬱」も未見なので、まあこんなものかなと。
下を見始めるとキリがないからダメだったのには言及しないが。


特撮では『ウルトラマンメビウス』が結構化けた。
これまでの特撮シリーズ物では初の試みが中々上手くいっているのではないかと。
タロウ、レオ、ウルトラの父と旧シリーズファンへのサービスもバッチリだし(笑)。
今後はどうシリーズを終えるかが課題。


轟轟戦隊ボウケンジャー』はコンスタントに面白いのだが、特にレッドメインのギャグに開眼しつつあるような(苦笑)。
その一方でズバーンみたいに扱い切れていないロボがいるのも事実。
この辺は今更どうしようもなかろうが、バラバラのままの敵組織の動向を含めどう終わるかに注目。


仮面ライダーカブト』は良い場面とかは色々あるのだが、案の定ストーリーが怪しくなってきていたり。
やさぐるまこと矢車キックホッパーと影山パンチホッパーの地獄兄弟やクリスマスに亡くなった神代剣など面白いキャラは結構いるんだけど。
この辺「平成ライダー」シリーズはなかなか一定レベル以上にはいかないな。
まだ続けるようだから、そろそろ製作サイドには一考願いたいところ。

*1:2クール放送、2クール休み、2クール放送という変則放送らしいが。