『水滸伝 永遠なる梁山泊』第五巻

水滸伝 永遠なる梁山泊 第5巻
コニービデオ (2005/05/21)


レンタルにて視聴。
武松編も終わって再び宋江メインに。
なのだが、省く省く。
花栄は出てきても秦明は存在そのものが完全スルー、江州編では戴宗、李逵、張順以外は穆弘、李俊関係は名前だけ。
っつーか、いつの間にか童猛が梁山泊に何故かいたりして。
前の回から感じてはいたけど林冲や武松、魯智深あたりとそれ以外のキャラの扱いの違いが分かり易すぎる。
ドラマにする分には原作がそれでも長すぎるということなんだろうが。
ま、これはこれで有りか。


やっぱ宋江は情けないというかどーしようもないキャラに描かれてる。
最初だけはそれなりだったが、出てくる内にドンドンヘタレキャラに。
恩赦から外された自棄酒の挙げ句、叛詩を書いて捕まる辺りの情けなさは見ててそのまま処刑されてしまえ、と思うほど(苦笑)。
やはり宋江はキャラとしてあまり愛されてないんだろうな。
ま、それはそれで致し方ないか。


意外に面白かったのは宋江、戴宗を処刑しようとする所に梁山泊の面々が乱入するところ。
ちょっと映像的にはパッとしないのだが、これまでで一番規模の大きな戦いだったので乱戦としては見ていて楽しかった。
林冲は留守番、花栄は弓をちょっと使ったくらいで妙に矮脚虎王英が目立ってた殺陣だったけど。
まあ、今後大きな戦いが控えているのでこれからに期待。


ラストは李逵の母親引き取り編。
そして何故かここで病関索楊雄登場。
原作ではそんな流れだったっけ? としばし考える。
ま、出ないよりはマシか。
これから楊雄・石秀編に入ってから祝家荘に続くのかな?
祝家荘編はかなり規模の大きな戦いになりそうなので次巻に期待。