『宇宙の騎士テッカマンブレード』第2話「孤独の戦士」

冒頭でようやく作品世界の紹介。
中盤の説明台詞込みで簡単な説明は完了といった所か。


ようやくまともな作画でのブレードのアクション。
このくらいのレベルだと文句なしなんだが。
とはいえ、クラッシュイントルードも今後も使う変形プロセスだけが綺麗で後は光になって飛んでるだけだから手抜きと言えば手抜き。
今更言っても詮無きことだが。


「俺は自分のことは全て忘れちまった。いわゆる記憶喪失ってやつだ」
素面でこれが言える神経が凄い(苦笑)。
信じるアキもアキだが。
何故かこの頃からアキはDボゥイに甘過ぎる。
記憶だけでなく頭もやられた可哀想な子と思われているとしたらDボゥイが不憫だが、そんな感じでもない。
フリーマンみたく損得勘定しているわけでもないだろうし、ホント謎。
いっそ一目惚れとかなら逆に納得できなくもないんだが。


テッカマンダガー再び登場。
やはりブレードの接近を感知して待ち伏せしていた、というのが自然だろうな。
今回は作画が良いのでダガーも随分男前に見える(笑)。
飛田さんの声で見た目は良いのにヘタレで序盤に死亡って、「コードギアス」のクロヴィスとダブるなあ。
クロヴィスと比べると復讐する機会があるだけダガーの方がマシだが、クロヴィスは死んでから思い出話とかでキャラが立ったからなあ。
どっちもどっちか。
閑話休題
まともな作画でのテッカマン同士の戦いは初めてだが、短めだがちゃんと動いてる。
特にブレードがダガーのランサーをいなして目を突くところの動きは良い。
一方、初使用のボルテッカは起動、発射の作画が残念な出来映え。
バンクが出来る前だし致し方ないか。
ブレードはボルテッカ使用後は力を使い果たして動けないのか、気絶したのか浮遊状態。
まだDボゥイがテッカマンとして戦い慣れてないのが原因かな?
多少間隔を開けていたとはいえ、短時間で連続で変身したわけだからその反動という線もあり得る。
ダガーを撃退して安心して気が抜けただけなら拍子抜けだが。
3話では普通にブルーアース号を降りてるから、あり得ないとも言えない。
ま、只の推論なので答えが出るわけでもないか。
思わせぶりに真空管ハゲことコルベット准将が登場して次回。


ブレードの世界や各種設定への説明もなされ、テッカマンも割と動いていた。
掴みとしては弱いところもあるが、トータルとしては出来は結構良かったのではないかと。
ちゃんと後々のシビアな戦いへ向けての伏線も張られていたことだし。


では、次回レビューは第3話「防衛軍の野望」。
仮面の下の涙をぬぐえ