2007年アニメ雑感

コードギアス 反逆のルルーシュ volume09 (最終巻)  ゼーガペイン FILE.09  DARKER THAN BLACK-黒の契約者- 1 (通常版)


あまりこういうのはやらないんだけど、年に一回くらいはやっておくのもいいかなと。
あくまで自分が2007年に視聴した作品について、になるけど。


何と言っても今年は「コードギアス 反逆のルルーシュ」に尽きるか。
化けるとは思っていたけど、あそこまで行くとは予想外だった。
あそこまで売れて、あそこまで最終話の放送がずれ、現時点で第二期までここまで引っ張りまくるのも予想外だったけど(苦笑)。
第二期は2008年4月放送と言うことなので素直に楽しみ。


コードギアス」の後に始まった「DARKER THAN BLACK」も予想外に面白かった。
派手さはないけど、しっかり作り込まれた世界とキャラクターが魅力的だった。
黒、銀、黄、猫のチームやMI6チームとかイブニングプリムローズの連中とか味のある連中が多かった。
近いところでは来年発売のDVDに未放映分が収録されるとのことだが、もうちょっと続きが見たい気もするなあ。
それなりにヒットはしたようなので、もしかしたらあるかもしれない第二期に期待。


ゼーガペイン」、「ガイキング Legend of DAIKU-MARYU」、「ゾイドジェネシス」はそれぞれ気になっていたのを今年レンタルで視聴。
中でも「ゼーガペイン」は良い意味で意表を突かれた。
派手さはないんだが、ここまで巧みに構成された作品というのも珍しい。
そう言う意味では「テッカマンブレード」に通じるものがある気がするな。
どちらもシリーズ構成を手掛けているのが関島眞頼氏だからというのもあるが、クオリティが高い割に一般受けしないところとかそっくりな気が(苦笑)。
「ブレード」も「ゼーガ」もリアルタイムで見てないし、ファンサイトとかチェックしてないのであくまで印象論なんだけど。
ガイキング」、「ゾイドジェネシス」どちらも少年主人公の成長をしっかり描いた良作。
ちと作画がヤバそうな時もあったが、そのくらいはご愛敬として流せるレベル。
もう一度通して見たいのだが、流石にこの辺にまで手は出せないけど。


水島努監督が手掛けている方向性の全く違う「撲殺天使ドクロちゃん2」と「おおきく振りかぶって」も中々面白かった。
最初は「ドクロちゃんねる」と映像特典目当てだったんだけど、本編も無駄に凝ったギャグが楽しめた。
おお振り」の方は最後まで丁寧な作りで原作をアニメ化している姿に好感が持てた、って原作未読だけど(苦笑)。
水島さんはネットラジオや映像特典ではああだけど(笑)、監督としての仕事をきっちりこなすというのが両作品で分かったので自分内での評価はかなり上昇。
今後も水島作品はチェックしてみようかなと思うに足る出来だった。


その他で視聴していた良作と言えば「大江戸ロケット」、「電脳コイル」、「地球へ……」、「ななついろ★ドロップス」あたりか。
まだ終わってない作品では「灼眼のシャナII」、「機動戦士ガンダム00」あたりが面白くなりそう。
他には1話だけ特番で放送された「マクロスF」の出来がかなり良かったので、期待大。


こうしてみると2007年に見たアニメは結構豊作だった気がする。
横の個人的オススメのリストにも結構追加したし。
2008年も「コードギアス」第二期、「00」、「マクロスF」とざっとあげただけでもかなり楽しめそうな作品が並んでいるので、来年もそれなりに楽しめそう。
ということで、2007年アニメ雑感は以上。