『大明王朝 ~嘉靖帝と海瑞~ 』Vol.6

大明王朝 ~嘉靖帝と海瑞~ DVD-BOXI
エスピーオー (2010-07-02)
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淳安県の救済が一段落したことで主役が海瑞から胡宋憲に。
胡宋憲は基本的に有能で忠誠心もあるのだが、多少情に流されるというか空気を読むのが欠点か。
高翰文は案の定スケープゴートだが、胡宋憲と楊金水のおかげでそう酷く事にならなそうで。
官界から足を洗えて、芸娘も手に入れられるとなればある意味一番の勝ち組だな。
それも次巻の鄭と何の逮捕がうまくいくかどうか、によりそうだが。
このままでは終わらなそうな気もするが、果たして。


海家に李自珍が訪れるところは数少ないコメディシーンで中々微笑ましかった。
しかし、40過ぎまで母親の同室で寝て世話をするってのは凄まじいな。
当時の倫理観ならではだが、そりゃ嫁との間に子供が生まれる訳がないわな。
しかし、一女がいるのに夫婦でちゃんと目も合わせられないとか。
親孝行第一で史書に載るだけはある(^_^;)


遂に浙江の官界の腐敗が嘉靖帝に知られたが、どこまで実効性のある策がうてるか。
取り敢えずは腐敗官僚の財産を没収して軍費にあてるのが順当そうだが、どうなることやら。
次巻も楽しみだ。